展示場

秋の味覚とともに──明治の柿右衛門手・白磁レリーフ皿

先日、氷見に立ち寄った際に購入した栗で、渋皮煮を作ってみました🌰


ゆっくりと煮含めた栗の甘みを引き立ててくれたのが、こちらの 明治頃の柿右衛門手・白磁レリーフ皿 です。

白磁の柔らかな光沢をまとい、縁には桃の実を思わせるふっくらとした文様が浮かび上がります。
唐草の流れの中に吉祥のかたちを忍ばせた意匠は、どこか和洋折衷の優美さを感じさせます。

中央には金彩を添えた柘榴(ざくろ)が描かれ、控えめながらも華やかな雰囲気。
季節の果実や和菓子を盛るだけで、しっとりとした時間を演出してくれます。

明治の食器には、当時の職人が追い求めた美意識と、異国文化の香りが共存しています。
シンプルな白磁ながら、光の加減で表情が変わる立体的なレリーフは、日々の食卓にもよくなじみます。


商品情報



時代:明治頃
サイズ:高さ 約2.7cm × 直径 約12.3cm
価格:一客 4,800円(税込)

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