倪瓚げいさん
カテゴリー | 中国美術 |
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プロフィール | 倪瓚(げいさん、1301年 - 1374年)は、元末の画家。元末四大家の一人に挙げられる。中国八大造園家の一人。 山水画において重要な位置を占める人物。自然の美しさや風景を深く愛し、風景画の作風を大きく変えたことで知られている。 倪瓚の画風は、従来の技術に新たな感覚を加え、豪快かつ抑制された筆致で表現されることが多い。特に、「南宗山水」(南宋の山水)というスタイルを確立し、その影響を後世の多くの画家たちに与えた。彼の山水画は、険しい山々や広大な自然を描くことで、観る者に圧倒的なスケール感と、自然の力強さを感じさせる。 また、倪瓚は、「文人画」の流れの中で活躍した画家としても重要。文人画は、単に技術的な美しさを追求するのではなく、画家の内面的な世界や哲学的な思想を反映させることが求められた。彼の絵画は、自然の描写を通して人間と自然の深い繋がりを表現し、単なる視覚的な美しさを超えた、精神的な意味合いを持っている。 |