川人勝延かわひとかつのぶ

時代 1922年〜
標準発表価格 170,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 川人勝延(かわひと・かつのぶ)
1922年 和歌山県出身
1982年 第14回日展特選
1987年 第19回日展特選

川人 勝延(かわひと かつのぶ、1922年生まれ)は、和歌山県出身の日本画家です。佐藤太清氏に師事し、日展会員として活躍されました。日春展や日展での入選・受賞歴があり、日春展日春賞や日展特選を受賞されています。また、全関西展への招待出品や日展審査員も務められました。個展「静かなる日本を描く 川人勝延日本画展」も開催されています。

川人氏の作品には、山水や風景、花鳥などの自然を題材にしたものが多く、墨を巧みに使った繊細な描写が特徴です。例えば、「清風塔景」や「へちま」といった作品では、遠近感や光と影の表現、そして自然の生命力を感じさせる描写が見られます。また、「桔梗」や「冬光雪」などの作品では、季節の移ろいや自然の美しさを巧みに表現しています。

彼の作品は、掛軸として制作されることが多く、伝統的な日本画の技法を用いながらも、独自の感性で自然の美を描き出しています。その作品からは、自然との深い対話と観察が感じられ、多くの人々に感動を与え続けています。