鳥山玲とりやまれい

時代 1956年生(昭和31)
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 日本画家
プロフィール 1985年 東京芸術大学大学院博士課程修了
1980年 第6回春季創画展(東京)春季展賞
1981年 第7回春季創画展(東京)春季展賞
1982年 第8回春季創画展(東京)春季展賞
鳥山 玲(とりやま れい)氏は、1956年に東京都で生まれた日本画家です。東京藝術大学日本画科に入学し、平山郁夫、工藤甲人、下田義寛らに師事しました。在学中には安宅賞を受賞し、1985年に同大学大学院博士課程を修了しています。

1986年には文化庁国内研修員として堀文子に指導を受け、その後も国内外で精力的に作品を発表しています。1991年には北京故宮博物院で開催された「紫禁城現代日本絵画展」に出品し、1995年にはイタリア・スペロ市庁舎美術館での日伊文化交流展に参加しました。

2000年にはイタリアで開催されたグローバルアートフェスティバルで芸術大賞を受賞し、2002年には山種美術館の「若い世代の日本画展」に出品しています。また、2006年にはカルティエのハイジュエリーとのコラボレーションを週刊文春誌上で発表するなど、多彩な活動を展開しています。

2011年には博多の東長寺五重塔の大日如来内部荘厳を手掛け、九州博覧会で展示されました。現在、O美術館の館長や東京藝術大学の参与を務め、後進の指導にも力を注いでいます。

鳥山氏の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としながらも、新しい発想や試みを取り入れた独自の表現が特徴です。花鳥画や風景画、人物画など幅広い題材を手掛け、その繊細な描写と豊かな色彩感覚で多くの人々を魅了しています。

彼の作品は国内外の美術館やギャラリーで展示され、多くの美術愛好家から高い評価を受けています。また、個展やグループ展も多数開催しており、その都度新たな表現に挑戦し続けています。

鳥山氏の作品や活動に関する詳細は、O美術館の公式サイトや東京藝術大学の関連ページなどで確認することができます。

さらに、彼の作品や活動についての映像資料として、YouTubeに「三之助 日本画家 鳥山玲の世界」という動画があります。この動画では、鳥山氏の作品や制作風景などを視聴することができます。