小山茂こやましげる

時代 1944年生(昭和19)
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 日本画家
プロフィール 1944 大連に生れる
1966 東京芸術大学美術部日本画科卆業
1967 法隆寺金堂壁画再現模写従事(吉岡堅二班)
1968 新制作春季展入選(以後6回)
1969 「12月会」結成 第1回展出品(~79)
1978 イタリア美術賞展優秀賞・大衆賞(ベニス市)
1979 フランス美術賞オンフルール・エブール展大賞
     ギリシャ美術賞展受賞 アテネ国立近代美術館収蔵
1980 日本画壇の全貌展(以後3回) 双美会展(以後4回)
1980~02 個展21回

小山 茂(こやま しげる)氏は、1944年に中国の大連で生まれた日本画家です。1962年に東京藝術大学美術学部日本画科に入学し、吉岡堅二氏に師事しました。1966年に同大学を卒業後、法隆寺金堂壁画の再現模写事業に参加し、伝統的な技法の習得と保存に貢献しました。

その後、1978年にはイタリア美術賞展で優秀賞と大衆賞を受賞し、1979年にはフランス美術賞オンフルール・エブール展で大賞を受賞するなど、国際的な評価も得ています。また、ギリシャ美術賞展でも受賞し、アテネ国立近代美術館に作品が収蔵されています。

小山氏の作品は、繊細な描写と豊かな色彩が特徴で、主に自然や風景を題材としています。代表作には「蜻蛉(とんぼ)」などがあり、その独特の表現で多くの人々に感動を与え続けています。

現在も精力的に制作活動を続けており、国内外で個展やグループ展を開催しています。その独自の作風は、多くの美術愛好家やコレクターから高い評価を受けています。