黒光茂明くろみつしげあき

時代 1946年生(昭和21)
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 日本画家
プロフィール 1946年 京都府出身
1976年 第2回春季創画展(京都)春季展賞
1977年 第3回春季創画展(京都)春季展賞

黒光 茂明(くろみつ しげあき)氏は、日本の日本画家であり、京都府出身です。父である黒光 茂樹氏も日本画家であり、その影響を受けて育ちました。京都市立芸術大学を卒業後、同大学大学院を修了し、伝統的な日本画の技法を基盤としながらも、独自の感性で作品を制作しています。

彼の作品は、自然界の生命の響きを感じさせるものが多く、凛とした野の花や地面に咲く椿、生い茂った大樹などを描いています。近年では、光や水を独自の視点で描き、新たな画境を開拓しています。

2023年7月20日から11月15日まで、箱根・芦ノ湖成川美術館にて「黒光茂明 いのちの響きを聴く」展が開催されました。この展覧会では、彼のこれまでの歩みを振り返るとともに、新たな作品も展示され、多くの来場者の注目を集めました。

また、2023年3月には日本橋高島屋にて「―溶ける光― 黒光茂明 展」が開催され、作品「桜波」などが展示されました。この作品では、桜の花びらが波のようにうねる様子が描かれ、独特の表現が話題となりました。

黒光氏の作品は、伝統的な日本画の技法を継承しつつ、現代的な感性を取り入れた独自の作風が特徴です。そのため、多くの美術愛好家や専門家から高い評価を受けています。