真鍋井蛙まなべせいあ
時代 | 昭和30年〜 |
---|---|
標準発表価格 | 460,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代書家・篆刻作家 |
プロフィール | 香川県出身。 真鍋 井蛙(まなべ せいあ、1955年5月6日生まれ)は、日本の著名な篆刻家・書家です。本名は昌生、号は「井蛙」、別号に「休庵」、室号に「斉平樓」などを用いています 主な略歴・経歴 生誕・育成:1955年、香川県綾歌郡で僧侶の家系に生まれ、幼少期から祖母に勧められ書道を始めました 学歴・師事:高松第一高校で中原一耀・小森秀雲に書を、奈良教育大学では梅舒適(篆刻界の重鎮)の門下となりました 教育者として:1980年より大阪府立高校の教諭となり、奈良教育大学・園田学園女子大学でも篆刻を指導しました 団体活動・展示:1981年に六轡会を結成し、毎年展示を継続。三圭社『楽篆』のアドバイザーも務めました 表彰・役職 日展(日本美術展覧会)で特選を複数回受賞(2018年・2021年など) 2020年には堺市文化功績賞(芸術文化)を受賞しています 2022年、日本篆刻家協会理事長に就任 。 作風と活動 表現の姿勢:「篆刻を伝統芸術にとどめず、個人の表現としての“小芸術”に高めることを追求」 日展や中国・西泠印社との交流を通じて、中国伝統との対話・融合を重視しています 西泠印社名誉社員として、上海などの中国文化圏でも評価を得ています 。 主要著作 入門・実技書:「超かんたん篆刻」(1997)、 「はじめての篆刻入門」(2006)、 「ほれば印です」(2007)など多数 その他:「もうひとりの熊谷守一」(2002)、 「刀匠が語る 日本刀の魅力」(2003)、篆刻般若心経など 収蔵・展示 中国・西泠印社美術館や紹興などで作品が収蔵。 日本国内でも、神社の鳥居や掛軸などを揮毫。 個展「真鍋井蛙展」は2024年や2025年1月に各地ギャラリーで開催されています 作品に込める思い 縮小された小さな篆刻面に、自身の個性と中国伝統への敬意を込め、「小さいが深い」世界を追い求める姿勢が特徴。日展特選作品には、その中でも「變則通」印を通じて、小篆の美しさへの独自解釈が光ります |