渡部大語わたなべたいご

時代 昭和26年〜
標準発表価格 510,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代書家 近代詩文作家
プロフィール 師 駒井鷲静
島根県出身。

渡部 大語(わたなべ たいご、本名:裕之)氏は、島根県出身の書家であり、現代アート作家としても活躍する人物です。以下に詳しくご紹介します。

基本プロフィール

本名:渡部 裕之
雅号:「大語」は、師匠から「人生の大いなるを語る書を描けるように」との願いを込めて授かったもの

生年・出身地:1951年、島根県生まれ

書の歩みと師事

書道を始めたきっかけ:中学2年で“モテたい”気持ちから始めて、恩師・野﨑邦臣氏に師事

転機:1972年に駒井鵞静氏に認められ、1974年に上京、書道家の道へ

独立:1983年に毎日書道展「毎日賞」受賞後、独立して全国で個展を開催(25回)

早稲田大学との関係

嘱託書家としての勤務:1982年より早稲田大学嘱託書家に就任し、2016年まで34年間にわたり大学の各種式典・看板・学位記・石碑文字を揮毫

大学内外で掲示される文字の多くを手がけており、「早稲田の文化の一部」と称されるほどの存在

代表作のひとつ:学生歌「早稲田の栄光」碑の揮毫や、杉原千畝顕彰碑、歴史館の石碑も担当

現代アートへの挑戦

2018年以降、墨をたっぷり付けて書き消すなど、現代アート的なアプローチも展開

富山・樂翠亭美術館への収蔵や、島根県立美術館での展示など、書壇を越えた評価を獲得