佐久間康之さくまやすゆき

時代 昭和16年〜
標準発表価格 620,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代書家 近代詩文作家
プロフィール 師 佐久間玉渓
東京都出身。

佐久間康之(さくま やすゆき、1941頃–2024年)は、近代詩文書を専門とする著名な書家で、書壇に長年影響を与え続けた存在でした。

経歴と役職

享年83歳:令和6年(2024年)11月25日、肺がんのため逝去されました

主な役職:
毎日書道展 審査会員・参与会員
白峰社 代表を務め、詩文書団体を率いました

活動と展覧会

白峰社書展:代表として、近代詩文書を展開する団体展を牽引。2021年の第39回(国立新美術館)では「爽やかな風が吹き抜けるような作品」と評されました

詩文書の探究者:「坐禅に参じて冥想如来に…」など、内省・詩的世界を墨で表現し注目されました

作風の特色

近代詩文書を軸とし、詩歌や文学を墨に封じ込めるような心象的作品が特徴的でした

作品には墨の強弱や筆線の緊張感があり、静かでありながら心に響く力強さが共存していました(例:絶筆「いのちのかぎり」)

評価と影響

書壇では詩文書の一翼を担う存在として高く評価され、白峰社を詩文書団体として定着させました。審査会員・団体代表として書道界の信頼も厚く、その功績は今も多くに影響を及ぼしています。
総まとめ

項目 内容
没年 2024年11月25日、肺がん・享年83
ポジション 毎日書道展参与会員、白峰社代表
作風 心象的な近代詩文書
代表活動 白峰社書展の牽引・詩文書普及
評価 静かで力強い墨芸術の伝道者
佐久間康之は、作品制作だけでなく団体の運営や指導面でも活躍し、詩文書ジャンルを現代に根付かせたキーパーソンでした。