ラモス逸子らもすいつこ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール ラモス逸子(らもす いつこ)さんは、日米を中心に活躍する著名な書家で、「米国書道研究会」の副理事長や「産経国際書会」の重責を務める実力派です。以下にその人物像を詳しくご紹介します。

国際的な書道家としての活動

米国書道研究会 副理事長
ロサンゼルスの日系新聞「羅府新報主催」の米国書道研究会にて副理事長を務め、書展会場で「一望光の大河が平原をゆく」といった題の揮毫を披露し来場者を魅了しました

国際展への出展メンバー
米国書道研究会のメンバーとして、第2回展以降継続的に出展し、2018年の代表展でも揮毫者の一人に選出されています

現代書作品展にも参加
「現代書20人展」など米国での企画展に出品し、アメリカにおける日本書道の普及に貢献しています

産経国際書会での役職と実績

産経国際書展 現代書部門 国際賞受賞
1998年・1999年と2年連続で「現代書部門の国際賞」を受賞するなど、その作品は高く評価されています

産経国際書会 監事・評議員
書会の高級役員として、監事や評議員の名簿に掲載され、組織運営にも深く関わっています

審査員経験
産経国際書展の2014年には現代書部門の審査員として選出され、評価・選考に重要な立場で関わりました

作風・書風の特徴

臨書作品の深い精神性
古典臨書では、単なる筆写にとどまらず“先人の精神性を引き上げる”高度な解釈を意識した書風です

筆線の明瞭さと余白の美
意気軒高な横線と明快な余白のコントラスト、筆鋒を隠した引き締まった運筆が評されており、その諧調には深みがあります

後進への助言にも定評
教室や展覧会での児童作品へのコメントでは、筆圧や文字の構築を丁寧に指導し、精神性を大切にした指導が特徴です

まとめ

項目 内容
国際的な活動 米国書道研究会などで揮毫・出展
受賞歴 産経書展「現代書部門 国際賞」2年連続受賞
役職 産経国際書会の監事・評議員、審査員歴
作風 古典精神を反映した明快で精神的な臨書
普及・指導 子ども作品への丁寧な講評・指導者としても活動