岡信孝おかのぶたか
時代 | 1932年生(昭和7) |
---|---|
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 現代日本画家 |
プロフィール | 神奈川県出身。祖父川端龍子のすすめで青龍社研究所に入る。昭和36年、青龍社社人となる。青龍社解散後は無所属として個展やグループ展を中心に作品発表。川崎市文化賞受賞。横浜住。 岡 信孝(おか のぶたか、1932年1月23日生まれ)は、神奈川県川崎市出身の日本画家です。祖父は著名な日本画家・川端龍子であり、その影響を受けて画家の道を歩み始めました。 経歴と活動 1950年:祖父・川端龍子の勧めで青龍社研究所に入所し、青龍社展に作品を出品し始めました。 1961年:青龍社の社人となりました。 1966年:川端龍子の逝去に伴い、青龍社は解散。以降、無所属の画家として個展やグループ展を中心に作品を発表しています。 1992年:横浜市青葉区に転居しました。 1995年:自身の古民芸コレクションを展示する「岡信孝コレクション 須坂クラシック美術館」が長野県須坂市に開館しました。 須坂市文化振興事業団 1996年:長野市の善光寺大本願の格天井画「四季草花図」を制作しました。 2000年:紺綬褒章を受章しました。 2001年:東京・増上寺の襖絵「清香天華図」を制作しました。 2003年:現代日本画家50人による「万葉歌を描く」展に「山川の瀬音」を出品しました。 2012年:傘寿(80歳)を記念した展覧会「美の貴人 岡信孝の世界~その花と風景」が成川美術館で開催されました。 作風と特徴 岡信孝の作品は、祖父・川端龍子の影響を受けつつも、独自の繊細で明るい花鳥画や風景画が特徴です。特に、日本の四季折々の自然美を描いた作品が多く、観る者に深い感動を与えています。 コレクションと寄贈 岡信孝は画家としての活動だけでなく、古民芸の収集家としても知られています。彼のコレクションは約2,000点に及び、これらは「岡信孝コレクション 須坂クラシック美術館」で公開されています。 須坂市文化振興事業団 また、大英博物館に神楽面80点を寄贈し、特別展が開催されるなど、国際的な文化交流にも貢献しています。 主な作品 「四季草花図」:善光寺大本願の格天井画として制作された作品で、四季折々の草花が繊細に描かれています。 「清香天華図」:増上寺の襖絵として制作された作品で、華やかな花々が描かれています。 岡信孝の作品は、国内外の美術館やギャラリーで展示・収蔵されており、その独特の作風と高い技術は多くの人々に親しまれています。 |