小名玉花こな

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 小名玉花(おな ぎょっか)さんについて、以下のように詳しくご紹介します。

基本プロフィール

読み方・表記:小名玉花(おな ぎょっか)
生年:昭和49年(1974年)~
出身:埼玉県

ジャンル:かな書(仮名書道)作家として活動

経歴・書歴

両親とも書道家という環境で育ち、6歳から書を学び始めた 。
学生時代には硬筆・毛筆の書初め展や書道コンクール等で、埼玉・北関東・関西の各地で最高賞の受賞歴あり

「第31回産経国際書展」では審査会員を務め、国際大賞に輝いた実績がある(当時39歳)

作風・特色

細楷(さいかい):細やかな楷書で、金泥や墨の濃淡を繊細に操りつつ、1畳サイズ(約3尺×6尺)に千字以上を一気に書き上げる超緻密な技術を持つ

かな書(仮名書):流麗で優美な仮名を得意とし、伝統的技法を踏まえながらも、料紙との調和を重視した作品世界を展開

和歌や俳句を取り入れた作品も多く、書と詩句との「余白の美」の調和が特徴的

主な実績

硬筆・毛筆で全国的なコンクールで優秀な成績を収める 。
産経国際書展で国際大賞を受賞(審査会員としても活躍)

日展や読売書法展など、全国規模の展覧会に作品を出品しているとされる

現在の活動と評価

正統的なかな書の系譜を継ぎ、細やかな文字表現を追求。
墨と料紙、筆の運びに独自のバランス感を見せ、書道界では安定した評価を獲得。
審査員や展覧会出品者として多方面で活躍中。
総まとめ

小名玉花さんは、幼少期から両親のもとで書を学び、硬筆・毛筆に優れ、細楷とかな書を得意とする書家です。特に「産経国際書展」での国際大賞受賞は、彼女の技術水準と表現力の高さを示すもの。今後は、従来の一文字の美から、俳句や和歌との融合による作品制作が期待されます。