大八木雅山おおやぎ
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 大八木雅山(おおやぎ・がざん)さんは、日本の現代漢字書家で、主に神奈川県茅ヶ崎市を拠点に活躍しています。以下にその歩みと特色をご紹介します。 プロフィール 出身・居住地:神奈川県茅ヶ崎市在住 年齢層:昭和24年生まれ(2025年時点で約68–70歳) 書家としての歩み 書道開始:37歳で、スポーツ(スキー)を断念する大病を経て筆を取ったのがきっかけ。祖父が和凧絵師であったことから筆への関心が再燃し、師匠・齊藤香坡氏のもとで本格的に書を学び始めました 所属・指導実績:國藝書道院に所属し、産経国際書会の評議員も務めるほか、自宅で弟子を抱え書道指導を行っています 受賞・活動実績 グランプリ受賞:2017年、第32回「21世紀国際書展」で最高位のグランプリを受賞。この作品は、漢詩『唐詩選』の戦場を描写する一節を筆にのせ、書は「自分との戦い」と語っています 個展・展示:自身の作品を集めた「雅山展」などを開催し、横浜市民ギャラリーなど公共ギャラリーでの展示経験もあります 作風と信念 漢字へのこだわり:「一文字一文字の形と線、漢字の本質を理解して書くこと」が信条。常に修行を重視し「書の道に終わりはない」と語ります 書への姿勢:筆を“自分の刀”と例え、祖父ゆずりの精神を受け継いでいることを強調し、作品には強い意思と個性が映し出されています 。 まとめ 書家としての幅:大病を機に書道を深め、師匠の下で学びながら今日に至るまで書の指導者としても活動。 国際的にも認められる実力:産経主催の書展でグランプリを獲得し、国内外交流の場でも評価されています。 継続する向上心:漢字を描く度に自身との対話を重視する姿勢を持ち、「書の進化」に情熱を注ぎ続けています。 |