北野香春きたの

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール **北野 香春(きたの こうしゅん)**氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている書家であり、産経国際書会の専管理事を務めるとともに、緑山書道会を主宰しています。

経歴と師事
北野氏が書道の道に進んだのは、埼玉県川越市在住時に五十嵐越山氏に師事したことがきっかけです。師の逝去後は、競書誌『筆之友』で共に審査員を務めていた十鳥霊石氏を頼り、東京まで通って書を学び続けました。十鳥氏の勧めにより、多くの展覧会に参加するようになり、産経国際書展には第2回展から出品を続けています。

教育活動と指導理念
北野氏は、中央大学書道會で約4年半にわたり講師を務め、書の技法や書論を教えるとともに、学生たちと共に学ぶ姿勢を大切にしてきました。その結果、当初15人程度だった会員が70人にまで増加し、熱心な学生は卒業後も北野氏の教室に通っています。師である十鳥氏の「師の真似でなく自分の字」、さらに「品格のある字を書くように」という言葉を胸に、書道の素晴らしさを若い世代に伝えることに尽力されています。

北野香春氏は、書家としての創作活動と教育者としての指導を両立させながら、書道の魅力を広く伝えています。今後のさらなる活躍が期待されます。