菊山武士きくやまぶし
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | **菊山 武士(きくやま つよし)**氏は、三重県津市出身の現代書家であり、国内外で高い評価を受ける書道家です。彼の作品は、伝統的な書法を基盤としながらも、現代的な感性と独自の美学を融合させた表現が特徴です。 経歴と学歴 同志社大学 経済学部 卒業 南京師範大学大学院 美術学部 書道専攻 修士課程 修了 南京大学 外語部 講師(1996年~1999年) 南京師範大学美術学院 客員教授(2017年~) 菊山氏は、日本と中国の書道教育を受けた稀有な書家であり、日中両国の書道文化の架け橋としても活躍しています。 主な受賞歴 2006年:文化庁所管 公益信託 國井誠海書奨励基金 第9回誠海賞 2008年:第25回産経国際書展 文部科学大臣賞 2010年:第27回産経国際書展 産経国際書会会長賞 2011年:第6回手島右卿賞 これらの受賞歴は、彼の書道における卓越した技術と芸術性が広く認められていることを示しています。 作品と展覧会 菊山氏は国内外で多数の展覧会に参加しており、以下はその一部です: 「三国同舟」:日中韓三人展(韓国・ソウル) 「三国演藝」:日中韓三人展(中国・北京) 「三国ISM」:日中韓三人展(日本・東京) 「龍門陣 現代書風国際二十家作品展」:(中国・鄭州) 「2011釜山書藝ビエンナーレ」:特別企画 現代書「新華展」日中韓30人日本国招待作家(韓国・釜山) また、2025年3月には、津市久居アルスプラザで開催された「季刊誌『アルスの風』装画作家展」において、陶芸家・田中小枝氏との二人展を開催し、ギャラリートークも行いました。 著作と教育活動 菊山氏は、以下の書籍の編著にも携わっています: 『歴代書法名家草書集字叢帖』:天津人民美術出版社(1997年) 『日本古代書法経典』:天津人民美術出版社(2001年) また、書道教育にも力を注いでおり、名古屋市東区では「菊山武士書道塾」を主宰し、第二・第四土曜日に指導を行っています。 作風と理念 菊山氏の作品は、伝統的な書法を基盤としつつも、現代的な感性と独自の美学を融合させた表現が特徴です。特に、作品「驟雨」はベルギーのコレクターに所蔵されており、その作品を見た人々に深い感銘を与えています。 菊山武士氏は、伝統と現代を融合させた独自の書風で、国内外の書道界において高い評価を受けています。彼の作品と教育活動は、多くの人々に書道の魅力を伝え続けています。 |