永田龍石ながた

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 永田龍石(ながた りゅうせき)氏は、日本の書道界で活躍する書家であり、特に左利きの書家として知られています。


経歴と背景
出身と家系:永田氏は、産経国際書会常任顧問を務めた永田龍王氏を父に持つ書道家の家系に生まれました。

左利きの挑戦:左利きであることから、父からの書道の指導は受けられず、自ら工夫して書道を学びました。「誰も教えてくれないので、自分で工夫するしかない。自然と今の形になりました」と述べています。

演劇から書道へ:当初は舞台俳優を目指し、日本大学芸術学部演劇専攻に進学。卒業後、故・勝新太郎氏の付き人になる話もありましたが、勝氏の逮捕により断念。その後、父の勧めもあり、書道の道へ進むことを決意しました。

師匠との出会い:茨城県の書道家・浅香鉄心氏の門を叩き、「左か右かは関係がない。要はやる気」と受け入れられ、正式に書道の修行を始めました。

活動と功績
産経国際書会での活動:第1回産経国際書展から出品を続け、平成21年には若手書家とともに「銀座三人展」を開催するなど、積極的に作品を発表しています。

教育者としての役割:永田学院の院長として後進の指導にあたり、特に左利きの書道愛好者への指導に力を入れています。「左利きの書家」としての経験を活かし、左利き用の指導書の執筆も計画しています。

オンラインでの発信:ブログ「左利きの書家」を開設し、全国から左手で書道を学びたいという人々の相談に応じています。

作品と展示
代表作:第33回産経国際書展では、縦240×横60センチの大作「良寛 東風吹時雨」を出品し、注目を集めました。

展示会:2025年9月26日から29日まで、埼玉県で開催される「創立35周年記念 埼玉県東書道展」にも出品予定です。

永田龍石氏のブログ「左利きの書家」

産経国際書会による紹介記事

永田龍石氏は、左利きという特性を活かし、独自の書道スタイルを確立した書家です。教育者としても多くの後進を育て、特に左利きの書道愛好者にとっては貴重な存在となっています。今後の活動にも注目が集まります。