大橋玉樹おおはし

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 大橋玉樹(おおはし・ぎょくじゅ)氏は、青森県八戸市を拠点に活躍する書家であり、教育者としても多大な貢献をされています。八戸臨泉会の名誉理事長を務め、産経国際書会の常務理事としても活動されており、地域文化の振興と書道の普及に尽力されています。

経歴と書道への道
大橋氏は、昭和を代表する書家・佐々木泰南氏が郷里の八戸に設立した「八戸臨泉会」で、長年にわたり理事長として会の運営を担ってきました。現在は名誉理事長として、年に一度開催される「八戸臨泉会書展・学生書道展」などを通じて、地域の書道活動を支えています。

書道を始めたのは小学1年生の頃で、結婚や子育てで一時離れた時期もありましたが、40歳を過ぎてから本格的に再開されました。ある展覧会で自身の作品を見て「何と下手なのだろう」と感じたことがきっかけとなり、それ以降、他の趣味をすべて辞め、書道に専念するようになりました。

師からはさまざまな法帖の臨書を勧められ、苦手な書体にも取り組む中で、その魅力に気づき、臨書を通じて自己を見つめ直すことを繰り返してきました。

受賞歴と地域貢献
平成26年(2014年)には、第31回産経国際書展で東北地区最高賞である「伊達政宗賞」を受賞されました。また、地元への貢献が評価され、平成24年(2012年)には八戸市文化賞を、平成30年(2018年)には同市功労者として表彰されています。

大橋氏は、書道を通じて人柄が自然と表れることを大切にされており、「今が一番楽しいです」と語っています。その姿勢は、多くの人々に影響を与え続けています。

大橋玉樹氏は、書道の伝統を守りつつ、新たな表現にも挑戦し続ける姿勢で、多くの人々に影響を与えています。その作品や教育活動は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。