磯邉哲舟いそべ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 磯邊哲舟(いそべ てっしゅう)氏は、静岡県御殿場市を拠点に活動する著名な書家であり、教育者としても長年にわたり書道の普及と後進の育成に尽力されています。

経歴と書道への道
磯邊氏は19歳で御殿場市役所に奉職し、その頃から地元の書家に師事して本格的に書道を始めました。長年学んでいた競書誌が廃刊となった際、その顧問であり同巧会の創設者でもあった故・藤本竹香氏の縁で同巧会に参加し、現在では常任理事を務めています。

同巧会は主に公務員が集って発足した書道研究会で、年1回、箱根で秋に行われる2泊3日の練成会では、毎回違うテーマを掲げて古典の実践や活発な議論が行われています。

現会長の青陽如雲氏との出会いは20年近く前に遡り、大きな転機となりました。特に青陽氏の勧めで打ち込んだ「用筆」の研究は、書への考え方を大きく変えるきっかけとなりました。手本や法帖の文字をただ真似るのではなく、筆の運びや手の動きに重点を置き、古典に秘められた魅力を追求しています。

教育活動と地域貢献
磯邊氏は、静岡県御殿場市沼田にある「哲舟書道塾」の代表を務め、小学生から高校生、一般の方々まで幅広い世代に書道を指導しています。稽古日は水曜から金曜の17:00~19:00で、漢字・かな・新書芸など多彩な内容を提供しています。


また、静岡県書道連盟の東部支局長として、地域の書道活動の推進にも尽力されています。御殿場市文化協会にも加盟し、地域文化の発展に貢献しています。


磯邊哲舟氏は、書道の伝統を守りつつ、新たな表現にも挑戦し続ける姿勢で、多くの人々に影響を与えています。その作品や教育活動は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。