岩間清泉いわま
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 岩間清泉(いわま せいせん)氏は、日本の書家であり、産経国際書会の副理事長や尚友会の代表、東洋書芸院の副会長などを務め、書道界で広く活躍されました。 経歴と活動 静岡県沼津市出身の岩間氏は、中学時代に書道を学び始め、沼津西高校では合唱部に所属していましたが、書道教師の佐野丹丘氏の勧めで書道部に転部しました。佐野氏は現代書の大家・上田桑鳩の高弟であり、岩間氏はその影響を受けて現代書に魅了されました。 岩間氏は、産経国際書会の副理事長として、書道の普及と発展に尽力されました。また、尚友会の代表や東洋書芸院の副会長としても、後進の指導や書道界の発展に貢献されました。 受賞歴と作品 2018年、第35回記念産経国際書展において、作品「ほほえみ」で内閣総理大臣賞を受賞されました。この作品は、字の形から離れ、細い線の強さとまるみで温かみを表現した意欲作であり、書道界から高い評価を受けました。 岩間氏は、書道を通じて国際交流にも積極的に取り組み、米国やインドネシアの大使に書道指導を行うなど、書道を通じた国際親善にも貢献されました。 逝去とその後 岩間清泉氏は、2018年8月27日に乳がんのため75歳で逝去されました。生前は、産経国際書会の副理事長として、会友制度の改革や国際交流企画など、多くの改革と活動を推進されました。その功績は、書道界において今もなお語り継がれています。 岩間清泉氏の生涯は、書道への情熱とその普及、そして国際交流への貢献に満ちたものでした。その遺した作品と活動は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。 |