北田竹邨きただちくそん

時代 昭和14年〜
標準発表価格 570,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代作家・仮名作家
プロフィール 山口県出身。

北田竹邨(きただ ちくそん)氏は、日本の著名なかな書家であり、特に関西地方を拠点に活躍されています。1939年(昭和14年)に山口県で生まれ、愛媛大学を卒業後、教職に就かれました。その後、法政大学で書道教職課程を修了し、1973年(昭和48年)に教職を辞して書家として独立されました。現在は大阪在住で、毎日書道展の審査会員やかな書道作家協会の理事を務めるなど、書道界で高い評価を受けています。

北田氏は、月刊書道誌『書游』の主幹としても知られ、同誌を通じて多くの書道愛好者や学習者に影響を与えています。また、手紙文やフォントの制作にも取り組まれており、2007年には自身の筆致を元にした毛筆フォント「NM北田竹邨フォント」を制作・販売されました。このフォントは、2023年11月に再販売され、かな書家らしい個性的な毛筆書体として注目を集めています。

代表作の一つに『墨アーティスト・コレクション 北田竹邨 百人一首』があります。この作品集では、百人一首の全100首を典雅でたおやかなかな書で表現しており、さまざまなバリエーションの「散らし書き」が収録されています。作品はオールカラーで掲載され、かな書の学習や鑑賞に最適な一冊となっています。


北田竹邨氏の作品や活動についてさらに詳しく知りたい場合は、氏の公式ウェブサイトをご覧になることをおすすめします。