小田野尚之おだのなおゆき

時代 1960年〜(昭和35年)
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 小田野尚之(おだの・なおゆき)
1960年 神奈川県出身
1996年 第81回院展日本美術院賞
1997年 第82回院展奨励賞
1998年 第83回院展奨励賞
1999年 第84回院展奨励賞
2000年 第85回院展奨励賞
2001年 第86回院展日本美術院賞
1992年 第8回東京セントラル美術館日本画大賞展優秀賞
1999年 第5回足立美術館賞
     現在院展招待

小田野 尚之(おだの なおゆき、1960年生まれ)は、神奈川県出身の日本画家です。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業後、同大学大学院美術研究科修士課程を修了し、さらに後期博士課程保存修復技術を満期退学されました。
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略歴:

1984年: 第39回春の院展に「夢の邂逅」で初入選。
1985年: 再興第70回院展に「水門」で初入選。
1988年: 日本美術院院友に推挙。
1992年: 東京セントラル美術館日本画大賞展で優秀賞を受賞。
1996年: 第51回春の院展で「集合時間」が奨励賞を受賞(以降、1997年から1999年まで連続受賞)。
1996年: 再興第81回院展で「くつおと」が日本美術院賞(大観賞)を受賞。
1997年: 再興第82回院展で「待つ」が奨励賞を受賞(以降、1998年から2000年まで連続受賞)。
1999年: 再興第84回院展で「ひととき」が足立美術館賞を受賞。
2001年: 再興第86回院展で「来客」が日本美術院賞(大観賞)を受賞し、日本美術院招待に推挙。
2002年: MOA美術館岡田茂吉賞展で優秀賞を受賞。
2006年: 日本美術院同人に推挙。
2013年: 再興第98回院展で「発電所跡」が文部科学大臣賞を受賞。
2017年: 再興第102回院展で「小さな駅」が内閣総理大臣賞を受賞。
小田野氏の作品は、ローカル線や田園風景など、穏やかでどこか懐かしさを感じさせる風景を主題としています。緻密な描写と独自の画面構成で、観る者の心を穏やかにし、絵の中の自然に誘い旅へと連れ出すような作品を多く手掛けています。
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また、教育者としても活躍され、2005年から14年間にわたり尾道市立大学で教鞭を執り、現在は同大学の名誉教授を務めています。
リベラコレクション |

近年では、2022年10月に西武池袋本店で個展「小田野尚之 日本画展」が開催されました。この個展では、電車や線路、駅舎、水に映る風景など、記憶や叙情、ノスタルジアを感じさせる作品が展示され、多くの人々の心を惹きつけました。

小田野尚之氏の作品は、足立美術館などに収蔵されており、その独特の作風で多くの人々に感動を与え続けています。