藤沢昌子ふじさわしょうこ

時代 昭和20年〜
標準発表価格 680,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代作家・仮名作家
プロフィール 長野県出身。

藤沢昌子(ふじさわ しょうこ)さんは、日本の書道界で「かな書」の第一人者として知られる書家であり、独自の創作スタイルと多彩な活動で高い評価を受けています。


経歴と活動
生年:1945年9月9日
出身:東京都杉並区
主宰:書道教室「昌の会」
講師:コミュニティクラブたまがわ(東京・玉川高島屋)

藤沢さんは19歳の頃、花嫁修業の一環として書を始めました。20代前半に京都の大覚寺練成会で「かな書」の世界に触れ、創作の魅力に目覚めます。その後、師のもとを離れ、自らの創作活動に専念する道を選びました。書道界の伝統的な派閥に属さず、独自のスタイルを貫いています。


主な作品と実績
題字制作:
NHK連続テレビ小説『はね駒』『凛々と』
キリンビール「秋味」(1992年版)
個展:
1975年、「中也と詩う」を荻窪で開催し成功を収める。以後、紀伊國屋画廊(新宿)、渋谷画廊、文藝春秋画廊、鳩居堂(銀座)などで個展を開催。
著書:
『毛筆による手紙の書き方』(平凡社)
『えんぴつと筆で詠う与謝野晶子』(双葉社)

書風と理念
藤沢さんの書は、繊細な「かな」の美しさと力強さを兼ね備え、感情や詩情を豊かに表現しています。彼女は「わきあがる想いを文字に」と語り、書を通じて日本語の美しさや心の動きを伝えることを大切にしています。

地域との関わり
東京都杉並区に在住し、地域の文化活動にも積極的に参加しています。杉並区の公式ウェブサイトでは、藤沢さんの活動やインタビューが紹介されています。