大河内暁水おうこうちぎょうすい
時代 | 昭和2年〜 |
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カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代作家・仮名作家 |
プロフィール | 兵庫県出身。 大河内暁水(おおこうち ぎょうすい)氏は、日本のかな書道界で高い評価を受ける書家であり、特に古典に根ざした美意識と現代的な感性を融合させた作品で知られています。 略歴と師事 大河内氏は兵庫県出身で、かな書道の大家・宮本竹逕(たけゆき)氏に師事しました。宮本氏の教えを受け、古典に立脚したかな作品の制作に励みました。 所属と役職 大河内氏は、以下の団体で要職を務めています: 日本書芸院 参与 また、日展の会友や読売書法会の賛助会員としても活動しています。 書風と作品の特徴 大河内氏の作品は、古筆の伝統を踏まえつつ、現代的な感性を取り入れた「現代のかな」を追求しています。作品制作では、初めに大きなイメージを描き、装丁の図面を綿密に作成してから書き始めるスタイルをとっています。書は平面でありながら、立体的に見せる工夫を凝らし、書の流れや動き、気持ちの高揚を波のように表現しています。 展覧会と作品集 大河内氏は、以下の展覧会に出品しています: 2007年10月6日から2008年1月14日まで、奈良市杉岡華邨書道美術館で開催された「関西のかな(3) 大阪のかな」展に出品。 また、作品集として『大河内暁水作品集(かな書作展)』が刊行されています。 |