小山みづほこやまみづほ

標準発表価格 340,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 小山みづほ(Mizuho Koyama)は、東京を拠点に活動する現代美術家・書家であり、書道の伝統を革新的に再解釈し、国内外で高く評価されています。


経歴と芸術的背景
小山氏は、昭和の書の大家・桑原翠邦が創設した書宗院で長年にわたり研鑽を積み、伝統的な書の技法と精神を深く学びました。その後、フリーの立場となり、自身の創作活動を展開しています。


創作スタイルと代表作
彼女の作品は、文字や言葉を幾何学的・建築的なアプローチで再構築し、万葉集やペルシャの神秘主義詩人ルーミーなどの古典詩からインスピレーションを得ています。また、ニューヨークのストリート・グラフィティの要素を取り入れ、伝統的な書の枠を超えた独自のスタイル「Calli-Graphiti(カリグラフィティ)」を確立しました。さらに、古い皿箱などの箱の中に私的な化粧瓶やノート、想い出の品々を立体的にコラージュしたアッサンブラージュ作品も制作しており、長い年月を経ても現存するものへの敬意と愛情が感じられます。


展覧会と国際的評価
小山氏は、以下のような国内外の主要な展覧会やアートフェアに参加しています:


Drawing Now Art Fair(パリ)
LA Art Show(ロサンゼルス)
DRAWING ROOM MADRID(マドリード)
CALLI-GRAPHITI(イタリア・モンツァ、フィンランド・ヘルシンキ)
PASSION JAPON(フランス・リヨン)

これらの活動を通じて、彼女の作品は国際的な評価を受けています。

書籍と作品集
小山氏は、紫式部の『源氏物語』に触発された55点の作品を制作し、それらを収めた作品集『Genjimonogatari - The Tale of Genji by Mizuho Koyama』を発表しています。この作品集は、北井画廊のオンラインストアで購入可能です。