吉本麗竹よしもとれいちく

時代 昭和22年〜
標準発表価格 520,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 田中
岡山県出身。

吉本麗竹(よしもと れいちく)さんは、広島県福山市を拠点に活動する書家であり、朋邑(ほうゆう)書道会の名誉会長、産経国際書会の理事を務めています。

経歴と活動
吉本さんが書道を本格的に始めたのは、40歳を過ぎてからです。福山市の農家に嫁ぎ、子育てが一段落した後、「一生続けられる趣味を持ちたい」と通信教育で書道を学び始めました。その後、書展で田中蘆雪氏の作品に感銘を受け、直接指導を受けるようになりました。師の病気により会が閉会となったのを機に、2016年(平成28年)に朋邑書道会を設立し、月刊競書誌『朋邑』を発行。翌年からは毎年夏に作品展を開催しています。

産経国際書展や西安碑林国際臨書展などにも積極的に出品し、書道の普及と後進の育成に尽力しています。彼女は「納得がいくまで自分で工夫して書き続けていくことが書の楽しさ。初心者の方にも味わってほしい」と語っています。


朋邑書道会について
朋邑書道会は、広島県福山市に本部を置く総合書道団体で、月刊誌『朋邑』を発行し、学生部における書道教育の振興と一般部における書道を通じた伝統文化の継承を目的としています。広島、静岡、兵庫、京都などに支部を持ち、年に数回のスクーリングや作品展を開催しています。

吉本麗竹さんは、書道を通じて地域文化の発展と後進の育成に貢献し続けている人物です。その活動は、書道界のみならず、地域社会にも大きな影響を与えています。