飯田瑤香いいだようこう
時代 | 昭和16年〜 |
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標準発表価格 | 600,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 現代書家・漢字作家 |
プロフィール | 滋賀県出身。 飯田瑤香(いいだ ようこう)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍された書家であり、教育者でもあります。彼女の生涯と功績について、以下に詳しくご紹介いたします。 略歴と学歴 生年・出身地:1941年(昭和16年)、滋賀県大津市生まれ。 学歴:東京学芸大学書道科を卒業し、同大学の芸術・書道専攻科を修了。 師事:桑原翠邦氏に師事し、書の研鑽を積まれました。 教育者としての活動 飯田氏は、東京都内の高等学校で芸術科(書道)の非常勤講師として42年間勤務されました。主な勤務校には、目黒学園、十文字学園、京橋高等学校、練馬高等学校、高島高等学校、武蔵野高等学校、松原高等学校、北野高等学校、志村高等学校などが含まれます。また、東京YMCA専門学校でも教鞭を執られ、多くの学生に書道の魅力を伝えられました。 書道界での役職と活動 飯田氏は、以下のような書道団体や組織で要職を務められました: 全日本書芸文化院:運営総務として活動。 書宗院:院友参与として参画。 日本書写技能検定協会:審査委員を務め、書写技能の評価に尽力。 國際書道連盟:理事長として、書道の国際的な普及と交流に貢献。 書道研究・五十五春風会:主宰として、東京都徳丸の自宅稽古場や岡山、杉並の個人宅での出張稽古を通じて、書道の指導と普及に努められました。 書道展での審査活動 飯田氏は、書道界の権威ある展覧会で審査委員を務められました。例えば、第39回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会では、審査委員として作品の評価に携わり、書写書道を通じた青少年の健全な育成と伝統文化の普及振興に寄与されました。 逝去と追悼 飯田瑤香氏は、2022年8月6日にご逝去されました。その生涯を通じて、書道の教育と普及に多大な貢献をされ、多くの門下生や関係者から深い敬意と感謝の念を集められました。謹んで哀悼の意を表します。 飯田氏の業績や作品についてさらに詳しく知りたい場合は、全日本書芸文化院の公式ウェブサイトや、関連する書道展の記録などをご参照いただくと良いでしょう。 |