吉田善彦よしだよしひこ
時代 | 1912年〜 |
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標準発表価格 | 1,200,000 円 |
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 現代日本画家 |
プロフィール | 日本画家。大正元年(1912)東京生。本名は誠二郎。初め南画家中田雲暉に学び、のちに速水御舟・小林古径に師事した。法隆寺金堂壁画模写で橋本明治の助手を務める。文部大臣賞・内閣総理大臣賞・毎日芸術賞・日本芸術院恩賜賞受賞。東京芸大名誉教授。日本美術院理事・評議員。 吉田 善彦(よしだ よしひこ、1912年10月21日 – 2001年11月29日)は、日本の日本画家であり、教育者としても活躍しました。本名は誠二郎。東京府荏原郡大崎町(現・東京都品川区)に生まれ、速水御舟や小林古径に師事し、日本美術院を中心に活動しました。 生涯と経歴 幼少期と教育:老舗の呉服屋の次男として生まれ、小学校時代に南画家の中田雲暉から絵画の手ほどきを受けました。1929年、いとこの吉田幸三郎の義弟である速水御舟に師事し、本格的に日本画を学び始めました。 WIKIPEDIA 画家としての活動:1937年、「もくれんの花」が第24回日本美術院展覧会(院展)に初入選。その後も院展に出品を続け、1964年に日本美術院同人に推挙されました。また、法隆寺金堂壁画模写事業に参加し、橋本明治の助手として模写作業に従事しました。 WIKIPEDIA 教育者として:1964年から東京芸術大学で講師を務め、1968年に助教授、1969年に教授に就任。1980年まで教育活動を続け、多くの後進を育成しました。 WIKIPEDIA 作風と技法 吉田善彦は、速水御舟の教えを受け、古典から学ぶ姿勢を大切にしました。独自の技法として、一度彩色で描いた上に金箔を施し、その上から再度彩色を行う方法を確立し、柔らかな光を持つ独特の作品を生み出しました。 WIKIPEDIA 主な受賞歴 1973年:第58回院展「藤咲く高原」で文部大臣賞を受賞。 1978年:第63回院展「春雪妙義」で日本芸術院賞・恩賜賞を受賞。 1981年:第66回院展「飛鳥日月屏風」で内閣総理大臣賞を受賞。 1982年:第23回毎日芸術賞を受賞。 WIKIPEDIA 晩年と死去 2001年11月29日、肺炎のため東京都世田谷区の病院で89歳で逝去しました。 東京文化財研究所 吉田善彦の作品は、独自の技法と深い精神性で多くの人々に感動を与え続けています。その功績は、日本画の発展に大きく寄与しました。 |