井垣清明いがきせいめい

標準発表価格 640,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 井垣北城
東京都出身。

井垣清明(いがき せいめい)氏は、日本の著名な書家であり、教育者としても長年にわたり活躍されています。1944年(昭和19年)4月5日、東京都に生まれ、早稲田大学第一文学部(東洋史専攻)を卒業後、東京都立大学大学院文学研究科(中国文学専攻)に進学されました。その後、跡見学園女子大学、國學院大學、国士舘大学などで講師を務め、書道教育に尽力されました。

書道界では、1984年より「北城書社」の代表を務め、また、2016年から2024年まで「日本書学院」の代表を務められました。現在は同学院の顧問として活動を続けておられます。さらに、「蘭亭書会」東京研究院の名誉顧問や、全日本書道連盟の正会員、書道文化研究会の会員としても活躍されています。


井垣氏は、書道を通じた日中友好にも積極的に取り組まれており、1965年から2019年までの間に33回中国を訪問されています。中国河南省信陽市の公式サイトでは「書法理論家」として紹介されており、日中友好協会の参与や、東京都日中友好協会の書道部会副部会長などの役職も務められています。

著書としては、『針刺麻酔』(共訳)、『針灸学』(共訳、第14回日本翻訳文化賞受賞)、『書道事典』(共著)、『大学書道』(共著)などがあり、書道のみならず、東洋医学や中国文化に関する知識の普及にも貢献されています。

また、近年では「素敵な漢字の世界へ ~古代文字と現代のコラボ~」と題した書作展を開催するなど、古代文字と現代の融合をテーマにした作品制作にも取り組まれています。

井垣清明氏は、書道を通じて日本と中国の文化交流を深めるとともに、教育者として後進の育成にも尽力されている、現代日本を代表する書家の一人です。