伊藤昌石いとうしょうせき

時代 昭和21年〜
標準発表価格 680,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 芝堂・昌山
愛知県出身。

伊藤昌石(いとう しょうせき)氏は、愛知県を拠点に活動する著名な書道家であり、書道団体「松風会」の代表を務めるなど、地域の書道界で長年にわたり活躍されています。

経歴と役職
松風会代表:伊藤氏は、名古屋市を拠点とする書道団体「松風会」の代表を務めており、同会の書展を定期的に開催しています。
中部日本書道会 元理事長:公益社団法人中部日本書道会の理事長を務めた経歴があり、同会の公開講座などで講師としても活動されています。
道会館 館長:自身が主宰する「伊藤書道会館」の館長として、書道の普及と後進の育成に尽力されています。

受賞歴と表彰
文化庁 地域文化功労者表彰(令和4年度):地域文化の振興に寄与した功績が認められ、文化庁より表彰を受けました。

愛知県 教育文化功労者表彰:愛知県からも教育文化の分野での功績を称えられ、表彰されています。

作品と書風
伊藤昌石氏の作品は、淡墨を用いた草書体が特徴で、柔らかな筆致と余白の美を活かした表現が高く評価されています。2024年に開催された「日本の書展 中部展」では、氏の作品も展示され、多くの来場者の注目を集めました。

教育活動と審査員歴
講師活動:中日文化センター栄校で書道講座の講師を務め、実用書道や漢字の指導を行っています。

審査員歴:一宮市美術展の書部門において、審査員を務めるなど、書道展の審査活動にも積極的に参加されています。

主な展覧会
伊藤氏が代表を務める松風会では、名古屋市民ギャラリー栄を会場に毎年書展を開催しており、2024年も第57回松風会書展が予定されています。

伊藤昌石氏は、書道の伝統を守りつつ、現代的な感性を取り入れた作品制作と教育活動を通じて、地域の文化振興に貢献し続けています。