森本龍石もりもとりゅうせき

時代	昭和１５年〜
標準発表価格	80,000 円
カテゴリー	絵画、書画
作品種別	現代書家・漢字作家
プロフィール	大阪府出身。 森本龍石（もりもと りゅうせき、本名：森本理一）は、日本の著名な書道家であり、書道教育者としても知られています。1940年8月3日に生まれ、2017年12月13日に腎不全のため77歳で逝去されました。 経歴と活動 森本氏は、伝統的な書道の技法を基盤としながらも、斬新でモダンな書風を確立しました。その活動は国内にとどまらず、ブラジル、ロシア、ウクライナ、キルギス、韓国など、国際的な舞台でも書道の普及と文化交流に尽力しました。特に2001年からは、モスクワ現代美術館において、ピカソやシャガールと並んで彼の作品が常設展示されるなど、国際的な評価を受けています。 教育者としての貢献 教育者としても多くの後進を育成し、書道界に大きな影響を与えました。彼の教えを受けた生徒の中には、後に書道家として活躍する者もおり、その教えは現在も多くの人々に受け継がれています。 作品とスタイル 森本氏の作品は、伝統的な書法を尊重しつつも、現代的な感性を取り入れた独自のスタイルが特徴です。彼の作品には、禅語や詩文を題材としたものが多く、深い精神性と芸術性が感じられます。例えば、「寿無涯」や「道」などの作品は、力強さと繊細さを兼ね備えた筆致で、多くの人々に感銘を与えています。 森本龍石氏は、書道の伝統を守りつつも、新たな表現を追求し続けた書家であり、教育者としても多大な貢献を果たしました。その功績は、国内外で高く評価され、今なお多くの人々に影響を与え続けています。