石橋鯉城いしはしりじょう

時代	昭和１２年〜
標準発表価格	850,000 円
カテゴリー	絵画、書画
作品種別	現代書家・漢字作家
プロフィール	広島県出身。 石橋鯉城（いしばし りじょう）氏は、日本の書道界を代表する書家であり、教育者としても多くの後進を育ててきた人物です。公益財団法人日本書道教育学会の会長を務め、書道の普及と発展に尽力されています。 経歴と役職 日本書道教育学会 会長：書道教育の普及と発展を目的とする公益財団法人で、会長として組織の運営と指導にあたっています。 社会通信教育協会 顧問：通信教育を通じて書道を学ぶ人々への支援を行う団体で、顧問として教育活動に貢献しています。 新和様・漢字造型書作家協会 会長：新たな書の様式である「新和様」の普及と、漢字の造形美を追求する書作家の育成を目的とした協会で、会長として指導にあたっています。 元 相模女子大学教授、元 学習院大学・共立女子短期大学講師：大学教育の現場でも書道の指導に携わり、多くの学生を育成してきました。 学歴と師事 新潟大学書道科卒業：書道の基礎を学び、専門的な知識と技術を習得しました。 学習院大学大学院修了：さらに高度な研究を行い、書道の理論と実践を深めました。 ソルボンヌ大学（パリ）留学：海外での学びを通じて、書道の国際的な視野を広げました。 石橋犀水先生に師事：著名な書家である石橋犀水氏のもとで学び、その教えを受け継いでいます。 専門分野と作風 漢字、新和様、一字書：漢字の伝統的な書風を基盤としつつ、新たな様式である「新和様」や、一文字で表現する「一字書」にも取り組んでいます。 石橋氏の書風は、古典に根ざした確かな技術と、現代的な感性を融合させたものであり、力強さと繊細さを兼ね備えています。 著書と教育活動 著書：『学書通論』『入門書道講座』『顔真卿字典』など、書道の理論や実践に関する著書を多数執筆しています。 書道月刊専門誌「書學」主幹：書道に関する専門誌の編集・執筆を通じて、書道の普及と研究に貢献しています。 また、多くの弟子を育成し、書道教育の現場で指導を行っています。 石橋鯉城氏は、書道の伝統を大切にしながらも、新たな表現を追求し続ける姿勢で、多くの書道家や愛好者に影響を与えています。その活動は、国内外で高く評価されており、書道界における重要な存在となっています。