石田万介いしだまんすけ

カテゴリー その他
作品種別 一般社団法人日本染織作家協会
プロフィール 石田万介(いしだ まんすけ)氏は、京都市中京区にある三代続く「石田万染工場」の代表であり、京友禅の伝統工芸士として知られる染色作家です。​彼の作品は、伝統的な技法と現代的な感性を融合させた独自のスタイルで、多くの賞を受賞しています。​


経歴と活動
1950年:​京都市に生まれる。
1972年:​栗山工芸に入社し、染色の修業を積む。
2013年:​日本染織作家協会の正会員となる。
2022年:​文部科学大臣賞を受賞し、瑞宝単光章を受章。
2023年:​日本染織作家協会の無鑑査に昇格。 ​

石田氏は、京都北山や比良の山野草や森のたたずまいを主題にした作品を多く手がけており、自然との調和を大切にしています。 ​

作風と技法
石田氏の作品は、円山四条派の運筆技法を駆使した素描友禅を得意とし、植物をモチーフにした繊細な描写が特徴です。 ​


また、彼は伝統的な京友禅の技法を用いながら、現代の生活様式に合わせたインテリアアートパネルやファッションアイテムの制作にも取り組んでいます。 ​


主な受賞歴
2014年:​日本染織作家展 京都府知事賞
2015年:​日本染織作家展 京都府知事賞
2017年:​日本染織作家展 衆議院議長賞
2018年:​誂友禅染競技会 経済産業省生活産業局長賞、京都商工会議所会頭賞
2019年:​誂友禅染競技会 経済産業大臣賞、京都市長賞
2020年:​経済産業省製造産業局長賞、NHK京都放送局長賞
2022年:​文部科学大臣賞、瑞宝単光章受章
2023年:​文部科学大臣賞、日本染織作家協会 無鑑査に昇格 ​

工房と活動拠点
石田氏が代表を務める「石田万染工場」は、京都市中京区に位置し、振袖から染帯まで全ジャンルの手描き染を扱っています。​工房では、体験工房や染色教室も行なっており、一般の方でも伝統的な染色技法を体験することができます。 ​

石田万介氏の作品や活動について、さらに詳しく知りたい場合は、彼の公式ブログや展示会情報をご覧ください。​