森謙次もりけんじ

時代 昭和49年〜
カテゴリー 翡翠、瑪瑙、砡、珊瑚、象牙など
作品種別 全日本珊瑚美術彫刻協会
プロフィール 師 森敏彦
高知県出身。

森 謙次(もり けんじ)さんは、高知県を拠点に活動する根付(ねつけ)作家であり、珊瑚彫刻師の家系に生まれました。​その背景から、木彫や珊瑚を用いた精巧な作品を制作しています。​

経歴と活動
生年・出身地:​1974年、高知県生まれ。
学歴:​1994年、奈良芸術短期大学洋画科を卒業。
修行:​奈良の一刀彫工房「鉄山」に入門し、木彫の技術を学ぶ。
帰郷と家業継承:​2000年、家業である珊瑚職人を継ぐため高知へ戻る。
フィギュア制作:​2005年、海洋堂でフィギュアの原型制作に携わる。
根付制作の開始:​2006年頃から独学で根付制作を始める。​

森さんの作品は、伝統的な技法と現代的な感性を融合させた独自のスタイルが特徴です。​特に、珊瑚を用いた根付や帯留などの和装小物において、その色彩や彫刻の精緻さが高く評価されています。​

主な展示・活動
個展:​東京のGallery花影抄や高知のギャラリーで定期的に個展を開催。
グループ展:​高島屋や三越などの百貨店での現代根付展に出品。
メディア出演:​テレビ高知の番組「からふる」に出演し、根付作家として紹介されました。 ​


森謙次さんは、伝統工芸である根付の世界において、独自の視点と技術で新たな表現を追求し続けています。​その作品は、伝統と現代の融合を体現しており、多くのファンやコレクターから支持を受けています。​