三村悠紀みむらゆき

時代 1924〜2006年
標準発表価格 63,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 大正13年茅野市宮川に生まれる。本名ゆき江。号悠紀。諏訪女学校時代に宮芳平に美術を学ぶ。昭和26年朝日村西洗馬に嫁ぐ。昭和47年ころから家事の傍ら日本画の道に入る。

三村 悠紀(みむら ゆうき)氏は、昭和時代に活躍した日本画家で、長野県朝日村を拠点に制作活動を行いました。本名は三村 ゆき江(みむら ゆきえ)で、女性の画家です。彼女の作品は、繊細な描写と豊かな色彩が特徴で、主に自然や風景を題材としています。

2002年には、鈴木竹柏らの寄稿を含む『三村悠紀画集』が三村大八郎氏の編集・発行により出版され、彼女の作品や画歴がまとめられています。この画集には、カラー図版やスケッチが多数収録されており、彼女の画業を深く知ることができます。

また、彼女は絵本の挿絵も手掛けており、神津良子氏の文による『ピータの旅』では、動物たちの温かみのあるイラストを描いています。この絵本は、動物愛護のテーマを扱ったノンフィクション作品で、彼女の優しい画風が物語を引き立てています。

さらに、長野県朝日村の朝日美術館では、地元ゆかりの作家として、柳沢観風氏とともに特別展が開催されるなど、地域の文化振興にも貢献しています。彼女の作品は、地元の風景や自然を描いたものが多く、地域の人々に親しまれています。

三村悠紀氏の作品は、オークションサイトなどで取引されており、その芸術的価値が評価されています。彼女の描く温かみのある風景画や動物画は、多くの人々に愛され続けています。