石田知史いしださとし
カテゴリー | その他 |
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作品種別 | 日本工芸会・人形・其の他 |
プロフィール | 石田知史(いしだ さとし)氏は、京都府出身のガラス工芸作家で、古代の技法「パート・ド・ヴェール」を用いた作品で知られています。1972年に、京都府指定無形文化財保持者である石田亘氏と征希氏の長男として生まれました。 経歴と活動 石田氏は、東京ガラス工芸研究所を卒業後、アジアや中近東、アメリカなどを巡り、美術研究を行いました。その後、家族と共に京都で「Ishida Glass Studio」を設立し、制作活動を続けています。 作風と技法 石田氏の作品は、和の情緒や品格を重視し、静謐な美しさを追求しています。「パート・ド・ヴェール」は、古代メソポタミアに起源を持つガラス技法で、鋳型にガラス粉を詰めて焼成し、繊細な作品を生み出します。石田氏は、この技法を現代的な感覚で再解釈し、独自の表現を展開しています。 受賞歴 石田氏は、2006年に日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を受賞するなど、多くの賞を受けています。また、2013年には第33回伝統文化ポーラ賞奨励賞を受賞し、2023年には紫綬褒章を受章しています。 展示会と作品 石田氏の作品は、国内外の展示会で紹介されており、銀座・和光ホールなどで個展を開催しています。また、彼の作品は、伝統的な技法と現代的なデザインが融合し、多くの人々に親しまれています。 石田知史氏の作品や活動について、さらに詳しく知りたい場合は、彼の公式ウェブサイト「Ishida Glass Studio」をご覧ください。 |