須田賢司すだけんじ
時代 | 昭和29年〜 |
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カテゴリー | 木製製品 |
作品種別 | 日本工芸会・木竹工 |
プロフィール | 師 父桑翠 東京都出身。 須田賢司(すだ けんじ)氏は、1954年に東京都で生まれた日本の木工芸家です。祖父の須田桑月、父の須田桑翠と続く木工芸家の家系に育ち、1973年から父・桑翠に師事して指物技法を習得しました。また、母方の祖父である山口春哉氏からは漆芸を学び、木工と漆芸の両方の技術を身につけました。 須田氏は、木と木の部材を組み合わせて作る指物(さしもの)という技法を用い、精緻な作品を生み出しています。作品の外観だけでなく、内部の構造や美しさ、さらには自ら制作する金具に至るまで、「清雅」をモットーとした品格溢れる作品を制作しています。 主な経歴と受賞歴: 1975年:第22回日本伝統工芸展に初入選。 1979年:日本工芸会の正会員に認定。 1985年:第2回伝統工芸木竹展で文化庁長官賞を受賞。 1994年:第41回日本伝統工芸展で日本工芸会奨励賞を受賞。 2010年:紫綬褒章を受章。 2014年:重要無形文化財「木工芸」の保持者(いわゆる人間国宝)に認定。 須田氏の作品は、イギリスの大英博物館や国内の有名美術館に収蔵されており、国際的にも高い評価を受けています。 また、ニュージーランドやスウェーデン、デンマークでのワークショップなど、海外文化交流にも力を注いでいます。 彼の作品制作過程を記録した映画「木工芸-須田賢司のわざ-」では、木取り、加飾、矧合せ、組手加工、組立といった指物の技術によって、小箪笥「桑の道」を制作する工程が紹介されています。 須田賢司氏は、伝統的な技法を継承しつつも、現代的な感性を取り入れた作品を生み出し続けており、日本の木工芸の発展に大きく寄与しています。 |