村山明むらやまあきら
時代 | 昭和19年〜 |
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カテゴリー | 木製製品 |
作品種別 | 日本工芸会・木竹工 |
プロフィール | 兵庫県出身。 村山明(むらやま あきら)氏は、1944年3月25日生まれの日本を代表する木工芸家で、2003年に重要無形文化財「木工芸」の保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。 経歴と活動 1944年:兵庫県尼崎市に生まれる。 1966年:京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)彫刻科を卒業し、木工芸家・黒田辰秋氏に師事。 1970年:第17回日本伝統工芸展に初出品し、朝日新聞社賞を受賞。 1989年:作品が英国ヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵される。 1996年:京都府無形文化財「木工芸」保持者に認定。 2003年:重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)に認定。 2005年:紫綬褒章を受章。 2014年:旭日小綬章を受章。 作風と技法 村山氏は、木材を刳り貫いて器物を形成する「刳物(くりもの)」の技法を駆使し、欅(けやき)などの木材を用いた作品を多く手掛けています。仕上げには「拭漆(ふきうるし)」を施し、木目の美しさと艶やかな質感を引き出しています。 受賞歴と栄誉 1970年:第17回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞。 1992年:第21回日本伝統工芸近畿賞受賞。 作品の特徴 村山氏の作品は、シンプルでありながらも緻密な計算に基づいたデザインが特徴です。直線と曲線を巧みに組み合わせ、木材の持つ自然な美しさを最大限に引き出しています。また、使い手のことを考えた機能性と美観を兼ね備えた作品作りを心掛けています。 教育と後進の育成 村山氏は、日本工芸会の理事や京都工芸美術作家協会の副理事長などを務め、後進の育成や伝統工芸の振興にも尽力しています。 村山明氏の木工芸に対する情熱と卓越した技術は、日本の伝統工芸の分野で高く評価されており、今後のさらなる活躍が期待されています。 |