鹿島和生かしまかずお

時代 昭和33年〜
カテゴリー その他
作品種別 日本工芸会・金工
プロフィール 師 鹿島一谷
東京都出身。

鹿島和生(かしま かずお)氏は、1958年に東京で生まれた金工作家であり、江戸時代から続く「鹿島布目」の五代目継承者です。​彼は日本工芸会の正会員であり、彫金工房「工人舎」を主宰しています。 ​

鹿島氏は、金属の表面に布目状の刻みを入れ、そこに薄い金属箔を嵌め込む「布目象嵌」という伝統技法を駆使し、現代的な作品を創作しています。​彼の作品は国内外で高く評価されており、多数の受賞歴があります。主な受賞歴は以下のとおりです:​

2023年:第70回日本伝統工芸展にて東京都知事賞を受賞。 ​

2023年:第51回伝統工芸日本金工展で東京都教育委員会賞を受賞。​

2013年:第42回伝統工芸日本金工展にて宗桂会賞を受賞。​

2007年:第36回伝統工芸日本金工展で日本工芸会賞を受賞。​

彼の作品は、花器や香炉、水滴など多岐にわたり、布目象嵌の技法を用いた精緻なデザインが特徴です。​例えば、第71回日本伝統工芸展に出品された「布目銷盛象嵌鉄花器『大雫』」や、第70回日本伝統工芸展で東京都知事賞を受賞した「布目銷盛象嵌扁形鉄花器『阿吽』」などがあります。 ​

また、鹿島氏は教育活動にも力を入れており、金沢美術工芸大学や多摩美術大学などで非常勤講師を務め、後進の育成に尽力しています。​さらに、海外でのワークショップや展覧会にも積極的に参加し、布目象嵌の魅力を世界に伝えています。​

2022年3月には下咽頭がんの再発により喉頭全摘手術を受けましたが、その後も「ガンサバイバー」として精力的に活動を続けています。