桂盛仁かつらもりひと
時代 | 昭和19年〜 |
---|---|
カテゴリー | その他 |
作品種別 | 日本工芸会・金工 |
プロフィール | 師 父盛行 東京都出身。 桂盛仁(かつら もりひと)氏は、1944年に東京都文京区で生まれた日本の金工作家であり、重要無形文化財「彫金」の保持者、いわゆる人間国宝として知られています。彼は江戸時代初期から続く彫金の一派、柳川派の流れを汲む家系に生まれ、父である桂盛行氏のもとで修行を積みました。 1960年から父・盛行氏に師事し、彫金技術を学び始め、後に武蔵野美術大学短期大学部を卒業しました。 彼の作品は、打ち出しや彫り、象嵌、色絵などの伝統技法を駆使し、動植物や幾何学模様をモチーフとした帯留金具や香炉など、多岐にわたります。 1980年には「布目象嵌朧銀小筥」が宮内庁に買い上げられ、1992年と2008年には伊勢神宮の式年遷宮に際して御神宝を制作するなど、その技術と芸術性が高く評価されています。 2008年には重要無形文化財「彫金」の保持者として認定され、人間国宝となりました。 彼の作品は国内外の美術館に収蔵されており、例えばアメリカのメトロポリタン美術館には1987年制作の花瓶が所蔵されています。 また、文化庁、宮内庁、国立工芸館などにも作品が収蔵されています。 2018年には練馬区立美術館で「人間国宝・桂 盛仁 金工の世界-江戸彫金の技-」と題した展覧会が開催され、初期から近作までの作品が紹介されました。 さらに、2015年には旭日小綬章を受章し、2013年と2021年には紺綬褒章を受章しています。 桂盛仁氏の作品は、伝統的な技法を継承しつつも、現代的な感性を取り入れた独自の美しさを持ち、多くの人々を魅了し続けています。 |