田口壽恒たぐちとしちか
時代 | 昭和15年〜 |
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カテゴリー | その他 |
作品種別 | 日本工芸会・金工 |
プロフィール | 東京都出身。 田口壽恒(たぐち としちか)氏は、1940年4月13日に東京都で生まれた日本の金工家であり、重要無形文化財「鍛金」の保持者、いわゆる人間国宝として知られています。1959年に東京都立工芸高等学校金属工芸科を卒業後、父である田口恒松氏に師事し、鍛金の技術を学びました。 1972年、第19回日本伝統工芸展に初入選し、その後も1984年の第31回日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞、1996年の第43回同展で日本工芸会奨励賞を受賞するなど、数々の受賞歴を持ちます。 2006年には、重要無形文化財「鍛金」の保持者として認定され、人間国宝となりました。 田口氏の作品は、朧銀(おぼろぎん)と呼ばれる銅と銀の合金を用いた花器や鉢などが特徴的です。朧銀は硬度が高く、加工が難しい素材ですが、田口氏はその特性を活かし、繊細な鎚目模様と優雅な形状を持つ作品を多数制作しています。 彼の作品は、メトロポリタン美術館などの海外の美術館にも収蔵されており、国際的にも高い評価を受けています。 また、田口氏は後進の育成にも尽力し、2016年から2017年にかけて「鍛金」伝承者養成技術研修会の講師を務めました。 2024年1月14日に逝去されましたが、その技術と作品は今も多くの人々に影響を与え続けています。 |