寺西松太てらにししょうた

時代 昭和28年〜
標準発表価格 680,000 円
カテゴリー 漆器製品
作品種別 日本工芸会・漆芸
プロフィール 石川県出身。

寺西松太(てらにし しょうた)氏は、1953年に石川県輪島市で生まれた漆芸家です。​1972年から1976年にかけて蒔絵師の田中勝氏に師事し、同時に父である髹漆師の正三氏からも指導を受けました。​1979年には石川県立輪島漆芸技術研修所を卒業し、1978年の第25回日本伝統工芸展で初入選を果たして以来、連続して出品を続けています。 ​

寺西氏の作品は、蒔絵や螺鈿、平文などの伝統技法を駆使し、特に水や生物をテーマにした表現に注力しています。​例えば、蒔絵箱「水面に咲く」や螺鈿蒔絵箱「群れ」などの作品は、水面の動きや生物の群れを繊細に描写し、高い評価を受けています。 ​

受賞歴も豊富で、1999年の第46回日本伝統工芸展で日本工芸会奨励賞、2006年の第23回日本伝統漆芸展で日本工芸会賞、2016年の第63回日本伝統工芸展で日本工芸会保持者賞など、多数の賞を受賞しています。 ​

また、寺西氏は日本工芸会正会員として、漆芸部会幹事や石川支部常任幹事などの役職を務め、後進の指導や伝統工芸の振興にも尽力しています。 ​

近年では、2020年に日本橋高島屋S.C.美術画廊で個展を開催し、2022年には第69回日本伝統工芸展の鑑査員を務めるなど、精力的な活動を続けています。