山下義人やましたよしと
時代 | 昭和26年〜 |
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カテゴリー | 漆器製品 |
作品種別 | 日本工芸会・漆芸 |
プロフィール | 香川県出身。 山下義人(やました よしと)氏は、1951年に香川県高松市で生まれた漆芸家で、重要無形文化財「蒟醬(きんま)」の保持者、いわゆる人間国宝として知られています。 香川県立高松工芸高等学校漆芸科を卒業後、1970年に当時の人間国宝である磯井正美氏に師事し、蒟醬の技法を学びました。その後、1976年からは同じく人間国宝の田口善国氏に師事し、蒔絵の技法を修得しています。 山下氏は、1989年の第36回日本伝統工芸展で朝日新聞社賞を受賞し、1994年の第41回展でも同賞を再度受賞するなど、その技術と芸術性が高く評価されています。2005年と2011年には日本工芸会保持者賞を受賞し、2007年には紫綬褒章を受章しました。 2013年に重要無形文化財「蒟醬」の保持者として認定され、人間国宝となりました。さらに、2021年には旭日小綬章を受章しています。 彼の作品は、水紋、月、星、虹などの身近な自然をモチーフにした新鮮な意匠と濃密な構成が特徴で、蒟醬と蒔絵を併用した作品も多く手掛けています。 また、1999年から2004年にかけて、金刀比羅宮社殿の蒔絵天井画復元制作事業に携わるなど、文化財の保存・復元にも貢献しています。 教育者としても活動しており、香川県漆芸研究所や石川県立輪島漆芸技術研修所の主任講師を務め、後進の指導・育成に尽力しています。 山下氏の作品は、国内外の展覧会で高く評価されており、日本の伝統工芸の継承と発展に大きく寄与しています。 |