小森邦衞こもりくにえ
時代 | 昭和20年〜 |
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カテゴリー | 漆器製品 |
作品種別 | 日本工芸会・漆芸 |
プロフィール | 石川県出身。 小森邦衞(こもり くにえ)氏は、1945年2月18日に石川県輪島市で生まれた漆芸家で、本名は邦博(くにひろ)です。彼は髹漆(きゅうしつ)の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝として知られています。 1965年に沈金師の樽見幸作氏に師事し、漆芸の道を歩み始めました。1970年に独立し、1977年の第24回日本伝統工芸展で初入選を果たしました。その後、1986年の第33回日本伝統工芸展では「曲輪造籃胎喰籠(まげわづくりらんたいじきろう)」でNHK会長賞を受賞し、2002年の第49回展では「曲輪造籃胎盤『黎明』」で日本工芸会保持者賞を受賞するなど、数々の賞を受けています。 2006年には、髹漆の技術保持者として重要無形文化財に認定され、人間国宝となりました。 髹漆とは、漆を塗る技術全般を指し、小森氏は特に「曲輪造(まげわづくり)」と「籃胎(らんたい)」の技法を駆使して、漆本来の美しさを追求した作品を制作しています。 彼の作品は、竹を薄く剥ぎ、編んだものに塗りを施す籃胎漆器など、素材と技法を効果的に利用した独自の作風が特徴です。 また、石川県立輪島漆芸技術研修所の所長として、後進の指導にも尽力しています。 小森氏の作品は、国内外の展覧会で高く評価されており、漆芸の伝統を現代に伝える重要な役割を果たしています。 |