北村昭斎きたむらしょうさい
時代 | 昭和13年〜 |
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カテゴリー | 漆器製品 |
作品種別 | 日本工芸会・漆芸 |
プロフィール | 奈良県出身。 北村昭斎(きたむら しょうさい)氏は、1938年1月19日に奈良県奈良市で生まれた漆芸家で、螺鈿(らでん)技法の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝として知られています。本名は北村謙一です。 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻を1960年に卒業後、早川電機工業(現・シャープ)の工業デザイン部門での勤務を経て、父である漆芸家・北村大通氏のもとで漆芸制作と文化財修復に従事しました。 北村氏は、1980年の第27回日本伝統工芸展で東京都知事賞を受賞し、1997年には同展で文部大臣賞、翌1998年には朝日新聞社賞を受賞するなど、その技術と芸術性が高く評価されてきました。1998年には紫綬褒章を受章し、1999年には重要無形文化財「螺鈿」の保持者として人間国宝に認定されました。 彼の作品は、伝統的な螺鈿技法を用いながらも、独自の美意識と洗練されたデザインが特徴で、多くの展覧会で展示され、高い評価を受けています。 また、文化財の修復にも尽力し、選定保存技術保持者「漆工品修理」としても認定されています。 教育者としても活動し、奈良文化女子短期大学の客員教授を務め、後進の指導にあたりました。 2023年7月7日、85歳で逝去されました。 北村氏の遺した作品と技術は、今後も日本の漆芸界において重要な位置を占め続けるでしょう。 |