川崎春彦かわさきはるひこ
時代 | 1929年〜(昭和4年) |
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標準発表価格 | 760,000 円 |
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 現代日本画家 日展 |
プロフィール | 川崎 春彦(かわさき はるひこ)は、日本画家、日本藝術院会員。 東京都出身。 川﨑 春彦(かわさき はるひこ、1929年3月17日 - 2018年10月2日)は、東京都杉並区出身の日本画家です。父は日本画家の川﨑小虎、兄は同じく日本画家の川﨑鈴彦、義兄には著名な日本画家の東山魁夷がいます。父と義兄に師事し、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業しました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 戦時中、一家で山梨県に疎開し、復員した兄や義兄と共に自然の写生に励んだことが、画家としての基礎を築くきっかけとなりました。その後、日展や日本画院展、日本美術協会展などで活躍し、1961年と1964年の日展で特選を受賞、1983年には「野」で日展文部大臣賞を受賞しました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 川﨑春彦の作品は、力強い色彩と自然の生命力あふれる風景描写が特徴で、特に富士山を題材にした作品が多く知られています。また、晩年にはパステル画の制作にも取り組み、その表現の幅を広げました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 教育者としても活動し、麻布高等学校の美術教師として多くの生徒を指導しました。また、横綱審議委員会の委員を務めるなど、美術界以外でも社会活動に貢献しました。1994年には、第65代横綱・貴乃花の化粧廻しのデザインを手掛け、左に太陽、右に月が浮かぶ赤富士を描いた3枚一組の作品を制作しました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 2005年、「朝明けの湖」で日本芸術院賞・恩賜賞を受賞し、2006年には日本芸術院会員に選ばれました。2018年には旭日中綬章を受章し、同年10月2日に老衰のため89歳で逝去されました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 川﨑春彦の作品は、現在も多くの美術館やギャラリーで展示され、その独特の色彩感覚と自然描写で多くの人々に親しまれています。 |