毎田健治まいだけんじ

時代 昭和15年〜
標準発表価格 750,000 円
カテゴリー その他
作品種別 日本工芸会・染織
プロフィール 石川県出身。

​毎田健治(まいだ けんじ)氏は、1940年生まれの加賀友禅作家であり、日本工芸会の正会員として活躍されています。​1964年に金沢美術工芸大学日本画科を卒業後、父である毎田仁郎氏(同じく日本工芸会正会員)に師事し、加賀友禅の道を歩み始めました。 ​

1975年に日本伝統工芸展に初入選し、1978年には同展の染織部門で文化庁長官賞を受賞、同年に日本工芸会正会員に推挙されました。​その後も数々の受賞歴を持ち、2005年の第52回日本伝統工芸展では朝日新聞社賞を受賞しています。 ​

毎田氏は、着物制作にとどまらず、友禅技法を洋装や壁画など多岐にわたる分野に応用しています。​代表的な作品として、石川県立音楽堂邦楽ホールに設置された国内最大級の手描き友禅緞帳「瑞松彩花」が挙げられます。 ​

また、金沢美術工芸大学や金沢卯辰山工芸工房で後進の指導にも力を注ぎ、2011年には地域文化功労者として文部科学大臣表彰を受けています。 ​

現在、毎田氏は自身の工房「毎田染画工芸」を運営し、息子の仁嗣氏と共に着物や内装、小物などの制作を行っています。​同工房は、数少ない全工程一貫生産の友禅工房であり、繊細な草花模様を基調とした独自の着物デザインを展開しています。 ​

毎田氏の作品は、伝統的な加賀友禅の技法を守りつつも、現代の感性や時代の空気を取り入れた新しい意匠を追求しており、着物と現代文化の融合を図る試みを続けています。