鈴田滋人すずたしげと

時代 昭和29年〜
カテゴリー その他
作品種別 日本工芸会・染織
プロフィール 佐賀県出身。

鈴田滋人(すずた しげと、1954年6月20日生まれ)は、日本の染織作家で、重要無形文化財「木版摺更紗」の保持者(人間国宝)として知られています。​佐賀県鹿島市に生まれ、武蔵野美術大学日本画学科を卒業後、父・鈴田照次氏が復興に尽力した鍋島更紗の技法を継承し、独自の作風を確立しました。​

経歴

1954年:​佐賀県鹿島市に生まれる。​
1979年:​武蔵野美術大学日本画学科を卒業。​

1980年:​父・照次氏の鍋島更紗復興研究を手伝い、秘伝書の復元に携わる。​

1981年:​父の死去により、鍋島更紗の調査研究で得られた木版摺更紗の技法を継承。​

1996年:​第43回日本伝統工芸展で日本工芸会奨励賞を受賞。​
1998年:​第45回日本伝統工芸展で優秀賞(NHK会長賞)を受賞。​

2008年:​重要無形文化財「木版摺更紗」の保持者として認定される。​

木版摺更紗とは

木版摺更紗は、江戸時代初期に始まった鍋島更紗を起源とし、「木版」と「型紙」という二種類の型を併用して染色する独特の技法です。​鈴田氏は、この伝統技法を用いて、現代的な感性を取り入れた作品を制作しています。​彼の作品は、繊細な文様と豊かな色彩が特徴で、高い評価を受けています。​

主な受賞歴

1996年:​第43回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞。​
1998年:​第45回日本伝統工芸展 優秀賞(NHK会長賞)受賞。​

1998年:​第11回MOA岡田茂吉賞工芸部門優秀賞受賞。​

2003年:​第23回伝統文化ポーラ賞優秀賞受賞。​

作品の特徴

鈴田氏の作品は、小さな型の繰り返しから生まれるリズミカルな文様が特徴で、伝統的な技法を守りつつも、現代的なデザインや色彩を取り入れています。​彼の着物や帯は、格式高い場面での装いにふさわしいとされています。