北野勝彦きたのかつひこ
時代 | 昭和29年〜 |
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カテゴリー | 陶磁器全般 |
作品種別 | 日本工芸会・陶芸 |
プロフィール | 北野勝彦(きたの かつひこ)氏は、1954年に大阪府で生まれた日本の陶芸家で、備前焼の分野で高い評価を受けています。1976年に日本大学を卒業後、1978年に京都府立陶工訓練校を修了し、1981年に岡山県美作市に自身の窯を築き、作陶活動を開始しました。 北野氏の作品は、伝統的な備前焼の技法を基盤としながらも、柔らかな面取りや大胆な鎬(しのぎ)技法、さらには独自の白備前を取り入れた「平成北野備前」の確立を目指しています。 その作風は、歴史ある備前焼に新しい息吹を吹き込むものとして、多くの陶芸愛好家から注目されています。 これまでに、JR大阪三越伊勢丹美術画廊(2011年)、大阪工芸協会選抜展(2015年)、あべのハルカス近鉄本店美術画廊(2017年、2020年)など、多数の個展やグループ展を開催しています。 また、公益社団法人日本工芸会の展覧会にも作品を出品しており、例えば第46回日本伝統工芸近畿展(平成29年度)には「備前鎬紋器」を出品しています。 北野氏の作品は、ギャラリー桃青などの美術ギャラリーで紹介されており、ぐい呑みや花入れ、皿など、多彩な作品が展示・販売されています。 また、オンラインショップやオークションサイトでも彼の作品を見かけることができます。 北野勝彦氏は、伝統と革新を融合させた独自の備前焼を追求し続けており、その作品は多くの人々に愛され、評価されています。 |