岡田輝おかだてる

時代 昭和22年〜
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 日本工芸会・陶芸
プロフィール 岡田 輝(おかだ てる、1947年9月6日 - )は、備前焼の陶芸家。京都府舞鶴市出身。
武蔵野美術大学を卒業後、人間国宝である藤原雄に弟子入りした。1975年(昭和50年)には日本伝統工芸展に初入選し、その後も中日国際陶芸展文部大臣賞などを受賞するなど、将来の備前焼界を代表する作家と嘱望されている。現在は倉敷芸術科学大学工芸デザイン学科の教授を務めている。またJR舞鶴線・西舞鶴駅の駅舎にある備前焼の壁は氏の大作『舞・賛・燦』である。

岡田 輝(おかだ てる)氏は、1947年9月6日、京都府舞鶴市に生まれた日本の陶芸家で、備前焼の分野で高い評価を受けています。 ​1968年に武蔵野美術大学を卒業後、人間国宝である藤原啓氏とその息子・藤原雄氏に11年間師事し、備前焼の技術と精神を深く学びました。 ​

1975年には日本伝統工芸展に初入選し、その後も13回の入選を果たしています。 ​また、日本伝統工芸中国支部展では30回の入選と8回の受賞、岡山県美術展では31回の入選と14回の受賞歴を持ちます。​1996年には日本伝統工芸中国支部特別賞である金重陶陽賞を受賞し、1997年には第5回陶芸ビエンナーレ'97にて名古屋造形美術協会賞を受賞しています。 ​

岡田氏の作品は、伝統的な備前焼の技法を基盤としながらも、現代的な感性を取り入れたデザインが特徴です。​備前平野の地下数メートルから採取した上質な粘土を使用し、長さ10メートルの登り窯で15日間かけて焼き締めることで、独特の金属質の肌合いや有機的なカセ胡麻を表現しています。 ​


教育者としても活動しており、倉敷芸術科学大学芸術学部デザイン芸術学科の教授を務め、2016年に退任しました。 ​また、1999年にはJR西舞鶴駅の駅舎に幅10メートル、高さ3メートルの備前焼の壁画「舞・賛・燦」を制作し、地域の文化振興にも貢献しています。​2000年には天皇・皇后両陛下の舞鶴行幸時の花器・食器を製作するなど、その活動は多岐にわたります。 ​

近年では、2018年10月に加計美術館で開催された「岡田輝 ギタ・ウィナタ 備前焼をめぐる国際交流2人展」に出展し、国際的な交流も積極的に行っています。 ​岡田氏は、日本工芸会正会員、岡山県美術展招待作家、備前焼陶友会理事などを務め、備前焼の伝統と革新を追求し続けています。