山本出やまもといずる

時代 昭和19年〜
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 日本工芸会・陶芸
プロフィール 岡山県出身。

山本 出(やまもと いずる)氏は、1944年に岡山県備前市伊部で生まれた備前焼の陶芸家です。 ​父は人間国宝である故・山本陶秀氏で、その四男として生まれました。 ​1968年に武蔵野美術大学彫刻科専攻科を卒業し、その後2年間、パリ国立美術学校(エコール・デ・ボザール)に留学しました。 ​帰国後、父・陶秀氏に師事し、1975年に自身の窯を築き、独立しました。​

山本氏は、備前焼の伝統を受け継ぎつつ、独自の技法と表現を追求してきました。​1979年に日本工芸会の正会員に認定され、1982年からは独自の「備前土出彩」の制作に取り組み始めました。 ​また、1989年には「積上げ」という手法を開発し、1993年からは「備前土」や「ブルゴーニュ土」を用いた作品制作に取り組んでいます。​その功績が認められ、2012年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。 ​

山本氏の作品は、アメリカ、イギリス、フランスの博物館・美術館に招待されるなど、国際的にも高い評価を受けています。​また、2000年には伊勢神宮へ積上花器「抱擁」を奉納するなど、その活動は多岐にわたります。